俳優伊東四朗(85)が24日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金午後1時)に出演。20年に亡くなった小松政夫さんとの思い出を語った。

ヒット曲「電線音頭」「しらけ鳥音頭」などで知られ、78歳で亡くなったコメディアン小松さんに「病気だったことさえ知らなかったのでびっくりしましたね」。亡くなる一年半前には同番組に2人で出演。「いつの間にか一緒にやるようになって、コンビじゃないの? と言われることもあって」と振り返った。

続けて「周りが1人1人と欠けていきますのでさみしいですよ。私より年下って言うのがショックですよね。最近では同年配の人が少なくなってきました」と話した。

21歳で喜劇役者としてデビューし、60年以上舞台に立ち続ける伊東は「ここまでやれるとは思ってませんでした」という。「ささやかなサラリーマンになって親孝行したいと思っていましたが(採用試験に)落ちる。NHKも受けていました」と明かした。

結婚生活は57年といい「結婚記念日はすぐ忘れるんで、とても失敗してます」と話したが「とてもありがたいなと思っているのは健康で、買い物も台所もちゃんと立ってくれているのは猛烈うれしいです。こんなにありがたいことはない」と話した。

現在は孫も4人いるといい「特に女の子はかわいいですね」と笑顔。コロナ禍には会えない時期が続き「どんどん大きくなっていく」と振り返った。