南海キャンディーズ山里亮太(45)が31日、“天の声”として声のみで出演する日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜午前8時)の最終回に出演し、心境を語った。

09年3月から始まったエンタメコーナー「クイズッス」の天の声を月~木曜まで務めており、14年間にわたって出演。「みなさんありがとうございました。ひとつ心残りがありまして、ちゃんとみなさんの目を見てごあいさつを」と語り、スタジオに全身甲冑(かっちゅう)姿で登場。マスクをとって素顔をみせると、山里ではなく、親友だという富田昌男氏の姿が。MCの極楽とんぼ加藤浩次らが戸惑った表情を見せる中、最後まで山里の天の声に会わせて話す形で番組は進み「クイズッス、14年間、楽しかったです。ありがとうございました!」と締めてコーナーは終了した。

番組では「クイズッス」の通算出題数が5523問であったことも明かされた。山里は「丸14年、本当にお世話になりました」とあいさつ。最終問題には「スッキリ最終日に天の声が加藤浩次にどうしても伝えたいこと」が出題された。正解は「親友の山里亮太はパンティー泥棒ではない」。加藤が14年間にわたってイジってきた話を精算する形となった。

山里は4月から「スッキリ」後番組となる「DayDay.」(月~金曜、午前9時)のMCを2月末でNHKを退局した武田真一アナウンサー(55)と共に務めることが決まっている。

「スッキリ」は06年4月にスタート。この日をもって17年間の放送の幕を閉じる。最終回は番組テーマソングを手がけていた東京スカパラダイスオーケストラの生演奏でスタート。開始当初からMCを務める加藤は「イエーイ!」とノリノリで登場し「朝からバッチリ目が覚めましたよ。生演奏で」と笑顔をみせた。「スカパラさんにはお世話になりっぱなしで。最後の日に演奏してくれたのは本当にうれしかったです」と感謝し「ここで番組終わってもいいぐらいですよ」と話すと、周囲から「まだありますから」と突っ込まれた。スペシャルライブではロックバンド、エレファントカシマシの宮本浩次も出演した。