千葉テレビ(チバテレ)は1日までに、アンジャッシュの冠番組「白黒アンジャッシュ」(火曜午後10時)の4日、11日放送回に、ダチョウ倶楽部が出演すると発表した。

アンジャッシュ渡部建(50)は、20年6月に不倫騒動が発覚し、約1年8カ月の活動自粛を余儀なくされたが、騒動以降、渡部とダチョウ倶楽部が対面するのは初めてだという。ダチョウ倶楽部の寺門ジモン(60)は「渡部くんとは騒動後、1度も会ってなくて、今日も事前に打合せすることもなく、本番で数年ぶりに再会するドキュメントでしたが、やっと会えて僕もすごく気持ちが楽になりました」と収録を振り返った。

4日放送回では、アンジャッシュがチバテレのスタジオを飛び出して、渡部行きつけの台湾料理店でダチョウ倶楽部を迎えた。ダチョウ倶楽部の、これまでを話すつもりが…寺門が久しぶりに会った渡部に大興奮し、自粛中の連絡についてジモン裁判が開廷する。寺門は「『白黒アンジャッシュ』って人と人を繋いでくれる良い番組ですね。グルメ番組などでよく一緒だった渡部くんと僕の関係性がどうなったのか、変化があったのか、見てもらえればわかると思うので楽しみにしてください」とコメントした。同放送回では、リーダー肥後克広(60)が抱える代表的ギャグ「ヤー!」の悩みについても語る。

11日放送回では、他では語られない寺門のリーダー評に加え、寺門がアンジャッシュにある提案をするも、児嶋&渡部の煮え切らない態度に寺門の火がつくなど、ガチンコすぎるグルメコメントとリーダー肥後の天然ボケが止まらない回となりそうだ。肥後は「収録前までは不安で、多分ジモンが渡部のこと殴っちゃうんだろうな、と思っていて、俺と児嶋で止めないと、と思っていたのでそうならず良かったです」と笑った。そして「久しぶりにアンジャッシュとダチョウ倶楽部で屈託のない話ができて、何年ぶりに会ったとしてもこれまで通りの関係でできて良かったです」と感想を語った。

「白黒アンジャッシュ」は、チバテレで04年10月7日にアンジャッシュの初冠番組としてスタートし、22年で18周年を迎えた。渡部は同局を通じて発表したコメントの中で、不倫騒動が発覚した20年6月9日当日の放送回以降、活動を自粛し、22年2月15日放送回からMCに復帰して活動を再開したことを踏まえ「まだ僕の中では16周年。なんとかこの2年埋めたい」と発言した。

また活動自粛中、相方の児嶋一哉(50)が1人MCの形で約1年8カ月、支え、残った番組に対し「この番組が終わったら何もなくなるので意地でも続けたい! 1回でも多く続けたい」「何が何でも終わらせないで、番組で還暦を迎えられるように頑張っていきたい」などと番組の継続を熱望した。

「白黒アンジャッシュ」4、11日放送回は、民放公式のテレビ配信サービス「TVer」で、同25日と5月1日正午から、それぞれ配信される。