中国に拠点を置き、中国の大学に留学すると発表している小島瑠璃子(29)が19日、東京・角川シネマ有楽町で、映画祭「竹内亮のドキュメンタリーウィーク」初日舞台あいさつに登壇した。小島はデビュー時から14年所属した、芸能事務所ホリプロを退所後、初の公の場となった。

小島は竹内亮監督(44)の映画「再会長江」のナレーションを担当。この日は、淡いグリーンのワンピースで登場し「お集まり頂いてありがとうございます」と笑顔であいさつした。

竹内監督は「しばらく帰らない間に俺ってこんなに有名になったの? こじるり目当て?」ととぼけ、この日集まった観客の中には中国からのファンも多数集まり、小島は中国語でも自己紹介。流ちょうな中国語に拍手が起こり「芸能のお仕事をしながら中国語の勉強をするのが趣味で、学校に通いました」と話した。

さらに集まった日本のメディアに「小島瑠璃子です。メディアの前に出るのは半年以上前なので、フラッシュにびっくりしているんですけど、とっても寝て食べて元気になっておりました。今回ナレーションを担当させていただきました。中国式のナレーションとか新鮮な部分もありました」。

同作のナレーションについて「とっても驚きました。日本のナレーションと全然違うんですよ。日本は映像を見ながらナレーションを入れるけど、中国式は文字だけ見て、映像がナレーションに合わせる。のびのびできました」と振り返った。