女優桜井ユキ(36)が主演を務めるカンテレ制作フジテレビ系連続ドラマ「ホスト相続しちゃいました」(火曜午後11時)の第7話が30日に放送される。

火曜午後11時開始の30分枠は「火ドラ★イレブン」と名付けられ、4月から新設された。桜井は民放連続ドラ初主演で、広告代理店に勤める主人公の本橋久美子を演じる。ある日、叔父からの遺言で突然歌舞伎町のホストクラブ「MAJEST」を相続することからストーリーは始まる。

本来は発想力豊かで奔放なのに、いつしか常識に縛られるようになった女性と、一見非常識なのに、実は芯があるイケメンホストたちの物語。「MAJEST」の3幹部である“社長”直樹は三浦翔平、“代表”MasatoはFANTASTICS八木勇征、“総支配人”如月武蔵はEXIT兼近大樹が演じる。

第7話では、幹部ホスト・直樹がなぜホストに身を投じることになったのかが明らかになる。これまで慣れない夜の世界でオーナー業という大役を懸命にこなしてきた久美子(桜井ユキ)を表に裏に支えてきた。

一方で、久美子は桐沢(朝井大智)が新たに立ち上げたクリエーティブチームにコピーライターとして配属されることに。代わって営業へ異動になったのは、如月から「MAJEST」のオーナーが久美子だと聞かされた莉奈(志田彩良)。きらびやかなホストクラブとやりがいのある仕事、2つを手にした久美子に対し、莉奈はある思いを抱く。

そんな中、直樹もまた、ひょんなことから久美子がコピーライターとして夢をかなえるチャンスを手にしたことを知る。そこへ、ライバル店「Caelum」のオーナー・エル(西山潤)がやって来て、シャンパン対決でもやろうと久美子たちを挑発。一度は活気を取り戻したはずの「MAJEST」は再び空気が悪くなり、Masatoは、店のために仕事を捨てる覚悟がない久美子にいら立ちをあらわに。そして、「素人には任せられない」と再び久美子を店から排除しようとすると、「俺も賛成」と意外にも直樹が声を上げる。