神木隆之介が主人公、牧野富太郎を演じるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~金曜)の29日に放送された第41話の平均世帯視聴率が16・8%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・5%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第29話の17・5%。

108作目の朝ドラで高知出身の植物学者、牧野富太郎の人生をモデルにしたオリジナルストーリー。体が弱くいじめられがちだった少年・万太郎は植物の魅力にとりつかれ、秘めた才能を発揮。野山を歩き回ることで丈夫な体を手に入れる。小学校中退という学歴にもめげず、独学で植物学をきわめ、東京帝国大学植物学教室の門をたたくことになる。ヒロインは万太郎を支える妻の寿恵子を浜辺美波が演じる。あいみょんが主題歌を担当しタイトルは「愛の花」。宮崎あおいが語りを務める。各週のサブタイトルには物語内で描かれる花の名前が付けられる。

あらすじは、植物学雑誌の創刊を目指す万太郎(神木隆之介)は、田邊から創刊の許可を得たいのだが、話しかけるタイミングがなかなかつかめない。一方、寿恵子は、和菓子を届けに行ったことをきっかけに実業家・高藤(伊礼彼方)に気に入られ、舞踏練習会に参加してほしいと誘われる。最初は断るが、そこへ現れたアメリカ人ダンス講師・クララ(アナンダ・ジェイコブズ)の優美な姿に魅了される。

一方、万太郎は藤丸(前原瑞樹)から日本の酒蔵が軒並みつぶれる、という話を聞く。