北村匠海(25)が31日、都内で、主演映画「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-」(英勉監督)大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。ロックバンド、SUPER BEAVERの生パフォーマンスに「良すぎなんです」と感激した。

大ヒットした「東京リベンジャーズ」の続編。2部構成で、前編にあたる本作は175万人を動員する。後編「-決戦-」の公開を来月30日に控え「たくさんの方が愛してくださっていることだけでも胸がいっぱいだけど、1カ月後の『決戦』に向けていい橋がかかっているな」と手応えを語った。

主題歌「グラデーション」を担当するロックバンド、SUPER BEAVERも登壇した。北村はロックバンド、DISH//としても活動しており、SUPER BEAVERを「カッコいいバンドですよ、ホントに」と紹介。同バンドは映画「東リベ」シリーズの全ての主題歌を手がけており、同じフェスの同じ日に出演した際には、先に登場した北村がステージ上で「(自身が演じる)タケミチとして、トリのSUPER BEAVERにバトンを渡します」とメッセージを送る一幕もあったという。

ボーカル渋谷龍太が「俺らとしてもテンション上がって、さらに気合が入った」と気遣いに感謝すると、映画主題歌が立て続けに演奏され大盛り上がりだったという北村は「渋谷さんが『タケミチ、バトンを受け取ったよ』って。俺にしか刺さらない、僕へのラブコールだと思った」と喜んだ。

イベントでは主題歌が生披露され、聞き入った北村は「感想も何も…良すぎるよね? 良すぎなんです。良すぎた、良すぎた」と感激の表情。「今日は舞台あいさつ4本目で疲労もありながらでしたけど、めちゃくちゃ元気でました。すごいプレゼントいただきました」と笑顔を見せた。

俳優とバンドの両輪で活動を続ける北村は「この2つをがむしゃらに頑張ってきた自分が、自分が大好きなバンドと自分が主演の映画で巡りあえて、しかもその作品がリベンジャーズで」と感じ入った様子。「この作品と巡りあった自分、役者も音楽も続けてきた自分をすごくほめてやりてえという気持ちにさせてくれた時間でした」とかみしめていた。