元タレント上岡龍太郎(本名・小林龍太郎)さんの訃報を受け、放送作家の高田文夫氏(74)がしのんだ。

高田氏は2日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」のエンディングで、「ちょっと前に亡くなったんだね、上岡龍太郎さん。いろいろお世話になったのになぁ」と言及。落語家の立川藤志楼として真打ち昇進した当時を振り返り、「俺、真打ち披露のとき、談志、たけし、上岡龍太郎がズラーッとずっと付きっきりで並んでくれてさ。世話になった」と、しのんだ。

金曜アシスタントの松村邦洋から「よくお話されてましたね」と水を向けられると、「仲良かったから、実は。東西の辛口同士で」と上岡さんとの関係を説明。また、松村が78~91年まで放送されたバラエティー番組「花の新婚!カンピューター作戦」で司会を務めた上岡さんのものまねを披露すると、「うまい!」と絶賛しつつ、「やっぱり影響を与えたのは大きいよ、今日まで、テレビの中の笑いでね」と、上岡さんの功績をたたえた。

上岡さんは60年代には故横山ノックさんらと「漫画トリオ」として活躍し、後にテレビ司会者として関西を中心に絶大な人気を誇ったが、00年に芸能界を引退した。81歳だった。