英国のヘンリー王子(38)とメーガン妃(41)夫妻の長女リリベットちゃんが4日、2歳の誕生日を迎えたが、夜までに王室メンバーから公式SNSでの祝福はなかった。

王室メンバーは毎年誕生日には公式アカウントでお祝いメッセージを投稿しており、昨年の1歳の誕生日にもチャールズ国王夫妻やウィリアム皇太子夫妻をはじめとするメンバーが祝福していた。5月6日に4歳の誕生日を迎えた長男アーチー君の誕生日にもお祝いメッセージはなく、王室を離脱した夫妻の子どもたちの誕生日は沈黙を貫くことを決めたようだ。

夫妻が王室を離脱して移住した米国で生まれたリリベットちゃんは、昨年の1歳の誕生日は家族で帰国した英国で迎えており、今年は生まれて初めて米国で誕生日を祝った。英サン紙は、モンテシートにある自宅に数人のセレブ仲間やリリベットちゃんと同年代の幼児を招待し、カリフォルニアの陽気な太陽の下でのんびりとしたパーティーを行うのではないかと伝えていた。

公式にお祝いメッセージは出していないが、国王が孫娘の誕生日を個人的にビデオ電話で祝ったかどうかは分かっていない。英メディアは、国王はリリベットちゃんの誕生日祝いにエリザベス女王が子供時代に贈られたようなカスタムメイドのミニチュアハウスを贈る計画だと伝えている。

アーチー君の誕生日は国王の戴冠式と重なったことから、弾丸帰国したヘンリー王子は当日夜に帰国して誕生日にギリギリ間に合ったと言われている。今回は、リリベットちゃんの誕生日を祝った後、早ければ5日にも英国で行われているタブロイド紙の発行元を相手取った裁判に出廷するため英国に帰国する予定だと伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)