米女優ナタリー・ポートマン(41)が、不倫疑惑が浮上した振付家で監督の夫ベンジャミン・ミルピエ氏(45)と、報道が出る数日前に仏パリでキスする姿がキャッチされていたことが分かった。仏メディアが今月2日にミルピエ氏が年下の女性と不倫関係にあると報じ、米メディアも後追いしていた。

米ピープル誌が、先月南フランスで開催されたカンヌ国際映画祭でお披露目されたポートマン主演の映画「メイ・ディセンバー」でメガホンを取ったトッド・ヘインズ監督や他のゲストと共に夫妻が5月29日に仏パリのレストランで食事をしていたと報じ、キスを交わす写真を掲載。周囲に人がいる中で、顔を寄せ合う2人の姿を伝えている。

2010年に公開された映画「ブラック・スワン」の撮影で出会い、12年に結婚した2人には、12歳の息子と6歳の娘がいる。不倫関係は短期間ですでに別れているといい、関係者の話として同氏は自らの過ちを後悔して許しを請うて家族を取り戻す努力をしていると同誌は伝えている。一方でニューヨーク・ポスト紙は、不倫相手は25歳で仏人の環境活動家だと伝えており、最近も2人が別々ではあるものの同じ建物に出入りする姿を写真入りで報じている。ポートマンとミルピエ氏は昨年一度破局したが、問題を解決して今はよりを戻していると伝えており、5月26日にはパリで行われた歌手ビヨンセの公演でも一緒にいる姿が目撃されていたという。

ポートマンは3日にパリでサッカーの試合を観戦する姿がキャッチされ、夫の不倫報道があった直後だが、リラックスした様子で笑顔を見せていたことも伝えられている。家族も一緒だったのかは分かっていない。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)