ロックバンドB’zは19日夜、公式ホームページで、21日、23~24日に大阪・ヤンマースタジアム長居で開催予定の全国ツアー公演について、一部ステージプランを変更しつつ、予定通り開催することを発表した。
同バンドは、現在全国ツアー「B’z LIVE-GYM Pleasure 2023-STARS-」を行っており、16日および17日には福岡PayPayドームでコンサートを開催。公演終了後のステージセット解体中に、ワイヤでつるしていた鉄骨が落下し、男女7人が重軽傷を負う事故が起きた。
この日の発表では「昨日ご報告いたしました、福岡PayPayドームの撤去作業時の落下事故と今週から実施予定のヤンマースタジアム長居公演の開催についてのご案内を行わせていただきます。まずはこの事故により、幸いにも命に別状はございませんでしたが、重軽傷者7名のうちスタッフ2名が回復に向け引き続き病院で治療を行っております。メンバー・スタッフ一同、重軽傷を負ったツアースタッフ・アルバイトスタッフが一日でも早く回復されることを願い、改めて心よりお詫び申し上げます」と改めて謝罪した。
また「今回の事故を受け、ただちに事故原因の究明を行いました。ステージ完成時の安全性は確保されており、今回発生した事故は、撤去作業時に起因していたことが判明し、撤去作業の再検討及び見直しを実施いたしました。その検証結果を元に、メンバー・スタッフ間で協議を重ね、ステージの一部部材をカットすることで、ヤンマースタジアム長居公演が実施できると判断いたしました」とし、「ヤンマースタジアム長居公演は、上記の再発防止対策の為、一部ステージプランが変更となりますが、9月21日より予定通り開催させていただきます」とした。
所属事務所は「改めましてこのような事故が発生してしまったことを、ファンの皆様、関係各所全ての皆様に深くお詫び申し上げます。引き続き、ヤンマースタジアム長居公演にご来場予定の皆様を始め、ファンの皆様、関係各所等、全ての皆様が今後のコンサートへのご来場に不安を抱かぬよう、メンバー・スタッフ一同徹底した再発防止策に努めて参ります」とつづった。
公式サイトではこの日午後5時から予定していた同大阪公演の直前販売を見合わせ、開催の可否は改めて報告するとしていた。