英女優ソフィー・ターナー(27)が、2人の子どもを不当に拘束されているとして別居中の夫で米歌手のジョー・ジョナス(34)を提訴した。

ジョナスが今月5日に離婚を申請し、翌日に共同で声明を発表して4年間の結婚生活に終止符を打つことを発表していた。声明では友好的に結婚生活を終えることを決めたとつづって円満離婚を強調していたが、一転して泥沼の離婚劇に突入した。

米メディアによると、ターナーは3歳と14カ月の2人の娘を自身の母国である英国に返すよう求め、米ニューヨーク・マンハッタンの裁判所に訴状を提出したという。ジョナスが子どもたちのパスポートを所持し、母親に返却することを拒んでいると主張している。子どもたちはターナーがドラマの撮影に参加していた夏の間、父親と一緒に過ごしていたと伝えられている。ターナーは、8月15日に口論となったあと、突然結婚生活が破綻し、ジョナスが離婚を申請したことをメディアの報道で知ったとも述べているという。

一方、ピープル誌はターナーがジョナスを提訴する数日前に2人は子どもたちを連れて4人でニューヨークで食事に出かけていたと伝えている。提訴を受けてジョナスは声明を出し、離婚手続きを行っているフロリダ州の裁判所が子どもたちを転居させることを制限する命令を下していると述べ、ターナーは離婚申請することを知っていたと妻の主張を否定している。(ロサンゼルス=千歳加奈子通信員)