神木隆之介が主人公、牧野富太郎を演じるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~金曜)の26日に放送された第127話の平均世帯視聴率が17・3%(関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・7%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第115話の19・2%。
108作目の朝ドラで高知出身の植物学者、牧野富太郎の人生をモデルにしたオリジナルストーリー。体が弱くいじめられがちだった少年・万太郎は植物の魅力にとりつかれ、秘めた才能を発揮。野山を歩き回ることで丈夫な体を手に入れる。小学校中退という学歴にもめげず、独学で植物学をきわめ、東京帝国大学植物学教室の門をたたくことになる。ヒロインは万太郎を支える妻の寿恵子を浜辺美波が演じる。あいみょんが主題歌を担当しタイトルは「愛の花」。宮崎あおいが語りを務める。各週のサブタイトルには物語内で描かれる花の名前が付けられる。
あらすじは、槙野家は、寿恵子(浜辺美波)が買った土地に屋敷を構え、万太郎(神木隆之介)、寿恵子、千鶴(本田望結)と幸せに暮らしていた。しかし、寿恵子はお茶をいれようとして急須を落としてしまうなど、体調に異変が出る。
ある日、波多野(前原滉)と藤丸(前原瑞樹)がやってくる。波多野は万太郎に「理学博士にならないか」と言う。