歌舞伎俳優坂東彌十郎(67)が26日、都内で、「錦秋十月大歌舞伎」(同2日初日、東京・歌舞伎座)夜の部「水戸黄門 讃岐漫遊篇」の取材会を行った。
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で演じた北条時政が話題になり、映像作品でも活躍が続く。最終回を迎えたばかりのTBS系「VIVANT」にも出演していた。
同作を振り返り、彌十郎は「本当にドキドキしながら毎週見てました。全く知らない方ばっかりだったので、役者さんも面白かったです」と、視聴者としても、俳優としても楽しんだとした。
阿部寛が演じた公安刑事の上司役。彌十郎は「阿部さんは『熱海殺人事件』のころから拝見していて、面白い役者さんだなって。車の中の2人のシーンでは『ああ、阿部寛だ』ってなんだかミーハーでした」と笑った。