テレビ大阪は27日、大阪市内の同局で秋の改編会見を行い、故ジャニー喜多川前社長の性加害問題をめぐるジャニーズ事務所との向き合い方について言及した。
同局はジャニーズ事務所所属のタレントを番組でレギュラー起用していないこともあり、広報担当は「ジャニーズ事務所と特別話し合いはしていない」と話した。
その上で、9月7日の同事務所の会見について「何かがあそこで始まったとは思っていない。重要なのは今後、再発防止の徹底を含めたガバナンス強化や被害者救済をどうするかが大事。その部分を注視していきたい」とし、タレントの起用についても「今後、どう実行されるか注視し、慎重に対応していく」との見解を示した。