紀藤正樹弁護士が3日までにX(旧ツイッター)を更新。2日に開かれたジャニーズ事務所の2度目の会見をめぐり「今日の会見でもう一つ残念な点=被害者への具体的な賠償基準についても明確な回答がありませんでした」とつづった。
紀藤氏は「賠償は<1>単なる慰謝料基準とされるべきものではなく<2>長年苦しんできた逸失利益・後遺症被害、さらに<3>利益の配分的要素も加味する必要があると考えています」と指摘。「忘れてはいけないのは、ジャニーズ事務所は性加害を隠すことができたからこそ成長できた会社で、真の出直しなら利益を吐き出すくらいの思い切った額の対応が必要だろうと考えています」と意見を述べている。
紀藤氏は2日のジャニーズ会見前に「要注目です。ほかに、これまで寄せられた被害相談の集計、具体的な賠償基準、被害規模等の公表も重要です」と指摘していた。