The HEADLINE編集長の石田健氏が3日、自身がコメンテーターを務める日本テレビ系「DayDay.」(月~金曜午前9時)に生出演。前日2日に都内で行われたジャニーズ事務所の会見の違和感について指摘した。

2時間にわたる記者会見の中では記者がヒートアップ。井ノ原快彦が「子どもも見ているので皆さん、落ち着いていきましょうよ」と記者をいさめる場面もあった。「(質問した)女性の記者がいて、言い回しだったり、ヒートアップの仕方が問題だったとは思わなかったですけど、と同時に女性っていうのが感情的でヒステリックで、年長の男性が『皆さん落ち着きましょうね』と理性的な振る舞いを見せるというのは、ジェンダーの関係性の中で典型的なスタンスでもある」とジェンダー論を引用して話した。

ヒートアップする報道陣を井ノ原がいさめたことで、自然と会場では拍手が沸き起こった。石田氏は「そこにメディアが拍手をしていると。井ノ原さん、よく言ったという意味で拍手をしている。まさに、井ノ原さんが持っているよいイメージ、理性的である種、ニュースや番組で作り上げたイメージに、そのままメディアが加担しているわけですよ。そこからメディアが何を学んでいたかというのは率直に思いました」と解説した。