OSK日本歌劇団出身のスター歌手、笠置シヅ子をモデルに描く、現在放送中のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」。OSKの当代トップスター楊琳(やん・りん)は、ドラマに出演中の翼和希らとともに10日、京都・八坂神社で、京都南座公演「レビューin Kyoto」(11月11~19日)の成功祈願を行った。
「ブギウギ」では、OSKをモデルにした梅丸少女歌劇団(USK)が舞台のひとつになり、翼は同劇団のトップスター役で出演している。
OSKの当代トップ、楊も放送を見ており「自分が知っている劇団員をテレビで見るのは、新鮮な気持ちです。知らない人だったかな、と思うくらい。先輩としては、うれしい」と笑顔で語った。
作品には「ドラマを通じて追体験しながら、劇団員として古き良き時代のOSKを知ることができる」とし、自分たちの公演にも「お客さまにはぜひブギウギをみて、来てくださるとありがたいです。1回見たらはまるよ、と。いい舞台をお届けできるように、心から楽しんでいただけるようにと思います」と相乗効果も期待する。
一方、ドラマに「橘アオイ」役で出演している翼は「普段から(役柄と同じく)こんなん? と聞かれますが、自分では役とは違うなと。ドラマをきっかけに、(OSKの)目には見えない魂や志を感じていただき、ぜひ劇場に足を運んでいただけますと幸いです」と呼びかけた。
朝ドラを機にOSKを知るファンもいるとみられるが、これについて、楊は「OSKの魅力は生命力の強さ、たくましさです。ただ、きれいなだけではない。今の世の中だからこそ、無条件で楽しめる時間をお届けできる劇団です。ドラマの中では『強くたくましく泥臭く艶やかに』が合言葉として出てきますが、OSKはそこにパワフルさや、雑草魂、人間味、というのも加えられると思います」とアピールしていた。
劇団は創立101年目に入った。祈願に先立って、楊、翼らは、今公演へ書き下ろされた新曲を含む4曲も披露した。



