17日に訃報が発表された歌手KANさんが長年レギュラー出演していた大阪・FM COCOLOの「Wabi-Sabiレディオ・ショー」(土曜午後6時)が18日放送され、スターダスト☆レビュー根本要(66)とシンガー・ソングライター馬場俊英(56)が追悼の言葉を送った。

根本は開口一番「番組の冒頭ですが、先日11月12日、闘病の末にこの世を去ってしまった僕らの友人KANさん。KANさんのご冥福をお祈りしたいと思います」とあいさつ。馬場も「KANさん、闘病本当にお疲れさまでした。ゆっくりとお休みください」と続けた。

根本は「KANちゃんが亡くなってしまって、僕らはこの『Wabi-Sabiレディオ・ショー』、3人で続けていたわけですけど、今日はKANちゃんをお見送りする追悼番組です」と説明。「僕らの大親友、本当にさびしく残念でもあります。僕も馬場君もギリギリのところまで、会えたりとか、そんな思い出話も、みなさまにお伝えできなかったことも、今となってはお話できることもありますので、KANちゃんをしのびながら、ゆっくりとKANちゃんの音楽にひたってもらえたらなと思います」とし、KANさんの91年の楽曲「ときどき雲と話をしよう」を1曲目に選曲した。

根本は「KANちゃんは昨年の11、12月ぐらい、ちょっと、具合が悪いというか、おなかに痛みを…。あんまり、そういうことを口にしない人ですけど、俺たちは検査に行けって(言っていた)。ただ、その検査でも見つからなかったんですよ。闘病を発表するときも言われてましたけど、世界でもあんまり症例を見ないメッケル憩室がん。年明けに入院とか繰り返しながら、番組に出てくれて何度も会っていたんですけど、ちょっと早すぎますよね」と惜しんだ。

KANさんは同番組の前身「KANと要のWabi-Sabiナイト」に長らく出演。今年3月に同番組で病状を報告した後も番組への意欲は衰えず「Wabi-Sabiレディオ・ショー」に番組名変更後も、10月までリモートで出演を続けた。

KANさんが今年3月に罹患(りかん)を公表したメッケル憩室がんは、憩室と呼ばれる内臓の外側に飛び出た袋状の突起物が、小腸の壁の一部にできたもので、出産の際に胎児と母体を結んでいる卵黄管が、出産後に残ってでき、そこに、がんが発生する。この憩室が生まれつきみられる人は人口の0・6%から2%程度とされ、男性に多く、ほとんどの人は無症状と言われている。