TBSは29日、東京・赤坂の同局で定例社長会見を行った。「旧ジャニーズ事務所問題に関する特別調査委員会による報告書」に関して言及した。

今月21日には同局のコンプライアンス担当役員が旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の山田チーフコンプライアンスオフィサーと面談をしたことを報告。佐々木社長は「山田チーフコンプライアンスオフィサーから進捗(しんちょく)状況を伺ったと伺いました。翌日22日に、被害者救済委員会が35人の被害者に個別に連絡を始めたということです。それを受け止めて、被害者への補償・救済と改善が早期に進むよう促していきたい」とコメントした。

補償が開始されたことについては「まだスタートラインだと思っているので、しっかりと見ていきたい」とした。

同局は26日、公式サイトで「旧ジャニーズ事務所問題に関する特別調査委員会による報告書」を公開した。報告書で明らかになった「駐車場問題」については佐々木社長自身も「組織にいる人間として厳重注意を受けた」と明かした。「調査報告書が指摘するとおりで、特別な配慮により軽率な行為だったと思いました。報道機関としての立場を忘れたかのような事案で、当時も問題になっていましたが、今後もこういうことがないようにしていきたい」と言及した。

さらに、局内で性加害あったという証言については「特別調査委員会の調査の過程で証言を得た」と述べた。「実際には、それ以上の詳しいことは当時を知る方が居なかったのが事実関係。もしそういうことがTBSホールであったとすれば、あってはならないこと。TBSホールは30年前になくなっておりまして、実態はなかなか…。ただ許されないことだったと思います」と語気を強めた。