ゴジラ生誕70周年記念映画「ゴジラ-1.0」(山崎貴監督)が29日、翌30日に札幌市内で開業する、TOHOシネマズが北海道に初進出する、TOHOシネマズすすきのの、こけら落としのために北海道に上陸した。1991年公開の映画「ゴジラVSキングギドラ」でゴジラが迫った、北海道で唯一、ゴジラが上陸した地・さっぽろテレビ塔近くの北3条広場で、北海道上陸イベントが行われた。

氷点下3度の寒さの中、300人の観客の前に立った主演の神木隆之介(30)は、司会が「最高気温0度…最低気温はマイナス1度くらいですよね」と話を降ると、雪が舞う中「もっと寒い! だんだん、手が痛くなってきた」と寒さを訴えた。それでも「雪も好きですし、今までも撮影現場、舞台あいさつ、この間は学園祭で来させていただいた。北海道は昔から縁がある。この寒さは、北海道に来られたという実感があるので、うれしい寒さです」と笑みを浮かべた。

ヒロインの浜辺美波(23)も、あまりの寒さに鼻が真っ赤になってしまい「順調に滑舌を奪われて…舌が、ね」と寒さに身を震わせた。山崎貴監督(59)から「そもそも(滑舌)ないじゃん」と突っ込まれると「ありますっ!」と全力で否定。「私は夏よりも冬が嫌い。でも、雪は好きなんです…イルミネーションも、寒い地域の冬の食べ物も好き。ただ、寒さがなければいいなと思います」と笑みを浮かべたが、あまりの寒さに涙目になっていた。

TOHOシネマズすすきのに場所を移しての、こけら落とし舞台あいさつでは、北海道に初上陸したドルビーシネマでの上映になることに、山崎監督は「ドルシネ(ドルビーシネマ)向けに作っていたので、うれしかった。好きなんで。ずっと、やりたかったんだけど…今まで(の作品)はやったことがなかった。いつかやりたいなと思っていた」と喜んだ。

「ゴジラ」は、製作・配給の東宝が1954年(昭29)11月3日公開の「ゴジラ」(本多猪四郎監督)から「ゴジラ-1.0」まで30作を製作、配給してきた。シリーズ30作目の「ゴジラ-1.0」は、主演の神木隆之介(30)が戦争から荒廃した日本に生還も両親を失った敷島浩一、浜辺美波(23)が焼け野原の戦後日本を単身で強く生き、戦争帰りの敷島と出会う大石典子を演じた。撮影は22年3~6月に終え、VFXを製作し、本編は5月に完成。1954年(昭29)の初代「ゴジラ」(本多猪四郎監督)が公開された「ゴジラの日」の3日、邦画最大級の全国522館で公開。公開から24日で興行収入34億5000万円、動員223万人を突破。11月10日(日本時間11日)に米ロサンゼルスで行われた北米プレミアを成功させた北米1500スクリーン超で公開の上、米国を筆頭に約50の国と地域で公開を予定している。