福原遥(25)が8日、東京・丸の内ピカデリーで行われた、水上恒司(24)とのダブル主演映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(成田洋一監督)初日舞台あいさつで「大好きな人、大切な人と過ごすのは当たり前じゃない。生活していることが幸せだと、この作品を演じて感じました」と、かみしめるように語った。

「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」は16年の出版後、TikTok(ティックトック)で話題を呼びシリーズ累計発行部数50万部と大ヒットした、汐見夏衛氏の同名小説の映画化作品。福原は現代から戦時中の1945年(昭20)の日本にタイムスリップする女子高生・加納百合を、水上は百合が出会い、恋をする特攻隊員・佐久間彰を演じた。

撮影は4月1日にクランクインし、茨城県など関東近郊で行われ、5月4日にクランクアップした。水上が「大変な1カ月半の撮影。僕らだけじゃなくキャスト、スタッフも大変だった。今日の日を迎えられて…皆さんのおかげで、見てくださる方にお届けできてりうと感じます」と感謝の言葉を口にすると、福原はうなずいた。そして「やっと公開できるんだとドキドキ、ワクワクした。大事に大事に作った作品なので感謝の気持ちでいっぱい。初日にたくさんのお客さんが着てくださってうれしいです」と公開を喜んだ。

題名にちなみ「~で、~とまた出会えたら」とブランクがあるフリップに書くトークのコーナーでは「おばあちゃん家で、レッティーとまた出会えたら」と書いた。福原は「小さい頃から、ずっとおばあちゃんの家にいたワンちゃんのレッティー」と口にした。「何をするにも一緒で、いとこも8人、いるんですけど、みんな好き。足が短くて、テクテク歩いていて…。いつも、クシャクシャして、すっごい毛並み、サラサラでずっと触っていました」と笑顔で振り返った。

舞台あいさつには、伊藤健太郎(26)Lilかんさい嶋崎斗亜(20)上川周作(30劇団EXILE小野塚勇人(30)出口夏希(22)も登壇した。

◆「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」親や学校、全てにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原遥)はある日、母親とケンカをして家出するが、目が覚めると、そこは1945年、戦時中の日本だった。偶然、通りかかった彰(水上恒司)に助けられ、その誠実さや優しさにどんどんひかれていくが、彰は特攻隊員で程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。