宮崎駿監督(82)10年ぶりの新作長編アニメーション映画「君たちはどう生きるか」が8日から北米で公開され、全米週末興行収入ランキング1位を獲得した。米国とカナダの2205館で公開され、公開初日から10日までの3日間のオープニング興収(先行上映含む)で約1280万ドル(約18億6000万円)を記録した。配給の東宝が11日、発表した。

北米の週末興行収入ランキングで日本映画が1位を獲得したのは、1999年「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」、22年「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」以来3作品目だが、漫画や小説などの原作がないオリジナル作品としては初の快挙。また、全米で今年公開した「外国映画」(非英語作品)としても、1日に北米で公開された「ゴジラ-1.0」(山崎貴監督)のオープニング興収(約1100万ドル)を超えて1位となった。

公開前から、クリスチャン・ベール、デイブ・バウティスタ、ジェンマ・チャン、ウィリアム・デフォー、カレン・フクハラ、マーク・ハミル、ロバート・パティンソン、フローレンス・ピューなど超豪華な英語吹き替え版キャストが大きな話題となり、11月22日からニューヨーク、ロサンゼルスの4館で先行上映が開始され、アメリカでの宮崎駿監督作品の劇場平均興収として過去最高成績を記録。ニューヨーク・タイムズやロサンゼルス・タイムズなど好意的なレビューが各メディアから出ており、1日にニューヨーク批評家協会賞のBest Animated Film、10日にはロサンゼルス映画批評家協会賞のBest Animationとボストン映画批評家協会賞Best Animated Filmを受賞した。