アニメ界のアカデミー賞と言われる、第51回アニー賞の授賞式が17日(日本時間18日)米ロサンゼルスで行われた。宮崎駿監督(83)が、10年ぶりの新作「君たちはどう生きるか」で、長編部門ストーリーボード(絵コンテ)賞を受賞した。

スタジオジブリを代表して登壇した西岡純一氏は「(宮崎監督はストーリーボード)を世界で一番、情熱を持って描いていると僕は思っています」と胸を張った。そして「実はシナリオを書かず、いきなりストーリーボードを描き始めます。こんな作家、いないと思いますけど。頭の中の映像を紙にうつし出す。現場の監督をしながらストーリーボードを書き続ける作業を50年以上、やってきました」と、宮崎監督の仕事ぶりを紹介した。

また「君たちはどう生きるか」は、長編作品キャラクター・アニメーション賞も受賞した。作画監督を務めた本田雄氏は「宮崎さんの中では大分、人生の予定が狂ってしまったらしい。狂ってしまったので、退屈しているので、次の作品に取りかかってくれるものだと僕も信じている。次も力になりたい」と語った。

「君たちはどう生きるか」は、米アカデミー賞でも長編アニメーション映画賞にノミネートされている。