若葉竜也(34)が19日、東京・新宿武蔵野館で行われた主演映画「ペナルティループ」(荒木伸二監督、3月22日公開)完成披露上映会で、共演の伊勢谷友介(47)の俳優復帰に関する報道を含めた昨今の芸能メディアの報道に、ジョーク混じりで注文を付けた。

若葉は「ペナルティループ」で主人公の青年・岩森淳を、伊勢谷は岩森の最愛の恋人・砂原唯を殺した犯人の溝口登を演じた。大きな喪失感を抱えた岩森が、自らの手で犯人に復讐(ふくしゅう)することを決意し、綿密な計画を立て完璧に実行したはずが、翌朝になると時間は昨日に戻り、溝口も生きており何度、殺しても翌朝は来ない…というタイムループ・サスペンスで、被害者の恋人と加害者を演じた。

伊勢谷にとって、この日の舞台あいさつは、20年9月に大麻取締法違反(所持)罪に問われ、同12月22日に東京地裁で懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡されて以来、初の公の場となった。

映画がクランクインした23年5月に、一部芸能メディアが、寝ぐせがついたまま左手に弁当のパックを持った伊勢谷の写真を掲載し、映画の撮影復帰を報じた。若葉は、その報道を踏まえ「クランクインしたばっかりの時、伊勢谷さんが週刊誌に撮られていた。『伊勢谷友介、俳優復帰か?』って撮られていました」と振り返った。伊勢谷が「寝ぐせがあってホテルから出た時。メチャクチャ悪意がある。何で、ああいうことを、人が人に対して、していいんですかね?」と首を傾げた。

荒木伸二監督も「絶対、記事は『これが、またペナルティ』と書くかと思ったら『弁当持ち』と書いてあって」と首を傾げた。若葉は「全然うまいこと書いてないのに、うまいこと書いてやったみたいな。きついな、この記者と思いながら…もうちょっと、俺だったらうまく書けると思うでしょ?」と集まった記者に向かって言い放った。

若葉は舞台あいさつの最後にも「ちょっとでも何か悪いことしてしまったら、殺して良い、何を書いても良い、この変な時代…ほとんど魔女狩りだなと思って。その心のままでは、日本もダメだと思う」と、昨今の芸能メディアの報道に疑問を呈した。そして「再起をかけてやっている方もいらっしゃる…伊勢谷さんも復帰作。今日、来てらっしゃる記者の皆さん、もし書くのであれば抱腹絶倒な記事を、うまいこと書いてください。お願いします」と呼びかけた。