女優山本陽子(やまもと・ようこ)さんが20日に亡くなったことが22日、分かった。81歳。関係者によると急死だったという。

清楚(せいそ)な役から悪女役まで幅広く演じ、舞台女優としても「おはん」「放浪記」「細雪」など代表作は多い。老舗のり店のCMでも知られた。

山本さんの訃報を受け、映画会社日活の公式X(旧ツイッター)が更新され、山本さんをしのんだ。映画「大巨獣ガッパ」に出演する山本さんの写真をアップし「山本陽子さまのご冥福を心よりお祈りいたします。1963年に第7期日活ニューフェイスとして芸能界入りし、翌64年高橋英樹さんの相手役として『抜き射ちの竜 拳銃の歌』で本格デビュー。その後『青春の裁き』『青春の風』等、数多くの日活作品に出演されました」としのんだ。

東京生まれの山本さんは、高校卒業後、野村証券に入社。投資相談部で勤務していたところ、日活のプロデューサーの目にとまったという異色の経歴の持ち主。第7期日活ニューフェイスとして芸能界入りし、63年に芸能界入り。94年に主演した「おはん」では菊田一夫演劇賞を受賞し、近年では剛力彩芽、檀れいらとの共演舞台もある。私生活では、99年に亡くなった俳優沖田浩之さんとの年の差を超えたロマンスが注目された。車の運転が趣味で、日本人で初めてポルシェに乗った女性とも言われた。