中大法科大学院教授で弁護士の野村修也氏(61)が22日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に生出演。2015年の性的行為強要疑惑を報じられ週刊文春を提訴し、第1回口頭弁論が3月28日に開催されることになったダウンタウン松本人志(60)について言及した。

番組内では松本側の週刊文春の訴状を分析。野村弁護士は「訴状って普通は、争う一番最初の主張なわけですから。これからどういう風にしてそれに対して戦っていくかというのは、ちょっと手の内を隠す部分はある」とした。

そして「該当する事実の主要な部分をまず言って、これで名誉毀損(きそん)が成立するんじゃないですかっていったら、向こうに今度反論させるっていうことだと思います」と続けた。

一方で「気になるのは、普通はこういう戦いはしなくって。こういうのが本道だったんだけど、こう書いてあるのは全然違うんじゃないですかってやるのが分かりやすい。それをしなかったこと自体が、逆に言うと何か、言うことに若干ウイークポイントがあるように見えてしまうのは、評価が分かれる」と私見を述べた。

嵩原安三郎弁護士は「見てる側はそういう印象はありますよね。でも裁判になると、裁判所っていうのは感情的なものは全くないので。この裁判で争う事実があるやなしやを見る。裁判所のイメージとしては、これがあったから即、心証が悪いっていうことはない」と補足した。

松本は1月8日、所属事務所を通じて、裁判に注力するために芸能活動を休止することを発表。同22日には、所属する吉本興業が、松本の代理人弁護士から訴訟を提起した旨の連絡があったことを発表。代理人は「名誉毀損(きそん)に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を提起いたしました」と報告した。

代理人によると、発行元の文芸春秋と週刊文春編集長に、約5億5000万円の損害賠償などを求めているといい、裁判も代理人は「記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ『性加害』に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております」としていた。

一方、週刊文春編集部は「これまでの報道内容には十分に自信を持っている。訴状の中身を精査し、次号の週刊文春でこちらの主張をしっかりとお伝えする」とコメントした。