元乃木坂46の女優伊藤万理華(28)が、5月11日スタートのNHKの土曜ドラマ「パーセント」(土曜午後10時、全4回)に主演することが26日、明らかになった。「障害のある俳優を起用する」という局の方針に悩みながらも向き合う若手プロデューサーを演じ、NHKドラマに初主演となる。

劇中ではローカルテレビ局「Pテレ」の局員、吉澤未来を演じる。自身が提案した学園ドラマの企画が採用され、プロデューサーとして制作のチャンスを得る。「ドラマの主人公を障害者に」という条件に悩みながらも、取材を始めていくと、俳優を目指す車椅子の高校生宮島ハル(和合由依)と出会う。性別や障害で語られる自らの“価値”に、何度も悩み傷つきながらも、お互いの存在に力をもらって少しずつ前に進んでいく物語だ。

伊藤は「人との距離感に境界線がなくなればいいのに。数年前から、物創りを通して考えていたタイミングで『パーセント』のお話をいただきました」と振り返り、「最初は好奇心と恐れで意気込み過ぎていましたが、それは杞憂(きゆう)でした。ハルを演じたユイちゃんのまなざしに何度も胸を打たれ、引っ張られました」と明かした。

「かたくなにならずもっとシンプルに、素直に対“人”、対“あなた”に精いっぱい言葉を尽くす。ずっと大切にしてきたことを未来と重ねながら、少しの感情も逃さずに向き合った作品です」と伝え、「ハルと未来の新鮮な煌(きら)めきが『パーセント』に詰まっています。未来として『パーセント』を作ることができ幸せです!」と呼びかけた。