英王室のチャールズ国王が先月、がんを公表したことを受けて米国に移住した次男ヘンリー王子(39)とメーガン妃(42)夫妻が一家そろって一時帰国する可能性が取り沙汰されているが、「帰国しても3人の王室メンバーとしか会わないだろう」と英ミラー紙が報じた。

王室専門家ジェニー・ボンド氏によると、3人とは国王に加え、王室メンバーの中では唯一良好な関係を続けている王子のいとこ、ユージェニー王女とベアトリス王女だという。残りの王室メンバーは夫妻と会うことの影響を考えなければならないだろう、と同紙に語っている。確執が取り沙汰されるウィリアム皇太子夫妻だけでなく、カミラ王妃や王子の叔母であるアン王女ら国王以外の家族と会わない可能性があると指摘した。

米ABCテレビのインタビューで「家族を愛している」「(父に会うため)また帰国したい」と話していた王子は、自身が立ち上げた負傷兵士らのための国際スポーツ大会インビクタス・ゲームの10周年を記念した祝賀イベントを今年5月に英ロンドンで行う計画を進めていると伝えられている。王子は、妃と2人の子どもたちを連れて家族での帰国を望んでいるとされ、2022年6月以来の一家そろっての帰国が実現する可能性も取りざたされている。

王子は国王を支援するため一時的に公務復帰を希望しているとの報道もあるが、国王の元執事グラント・ハロルド氏はニューヨーク・ポスト紙に「永久帰国する可能性もある」と述べている。これまでの出来事や打ち砕かれた信頼を考慮するとフルタイムの公務に復帰するのは難しいとしつつも、王子は帰国した暁にはそれが可能だといつも言っていたと述べている。(ロサンゼルス==千歳香奈子)