OSK日本歌劇団の「レビュー 春のおどり」大阪松竹座公演が14日、千秋楽を迎え、退団が決まっているトップスター楊琳、娘役トップスター舞美りらのサヨナラショーが上演された。
トップコンビにとって最後の「春のおどり」、大阪松竹座の舞台。本編終演後には、荻田浩一氏が演出したトップ楊、娘役トップ舞美のサヨナラショーがスタートした。
幕が上がると階段に座る楊が登場。18~19年に上演した「円卓の騎士」から「恋という名の魔物」を歌い上げた。続いて舞美が登場し、同じく「円卓の騎士」「不幸を孕む結婚」を、2人で寄り添いながら熱唱。楊のトップお披露目公演「STARt」から、デュエットダンス「僧侶と紫陽花」にも臨んだ。
その後、OSKのテーマ曲「桜咲く国」とともに桐生麻耶が現れ、ソロダンスを披露。そして「OSK Symphony」に合わせ、次々に出演者が登場。最後は出演者総出でエネルギッシュな「青のINFINITY」を歌唱した。
最後の大阪松竹座での舞台を終え、トップ楊は「舞台を終えてみるとやはり『ありがとう』という感謝の一言に尽きます」。今後、京都南座、東京・新橋演舞場公演を控え「私たちにとってかけがえのない大切な公演。こうした公演ができるのも、見に来てくださる皆さまあってのこと」と客席のファンに感謝。
自身の初舞台が「大貴誠さんの退団公演だった」と振り返り、その際に「OSKに入るとみんないい子になる」と話した言葉を思い起こし、述懐。その言葉は「印象深くも、当時はその理由が分からなかったのですが、自分がトップに就任した際に、『感謝を知る人になるから』だと気づきました」と万感の思いを続けた。
楊は「これからも感謝を忘れずに生きていきたい。OSKに一目ほれた自分が、まさか舞台上の真ん中からこうして皆さまにお会いできるが来るなんて夢にも思いませんでした。夢みたいな人生を歩ませていただき、本当にありがとうございました」と、大阪松竹座ラストへの思いを繰り返した。
また、娘役トップの舞美も「すべてのステージを終え、OSK日本歌劇団の舞美りらとして大阪松竹座のステージに立つことはもうないのだと改めて実感いたしました」と率直な思いを吐露。上級生から「大阪松竹座の舞台では、歴代の上級生の方々がいつも見守ってくださっているよ」と教えてもらったという言葉を紹介し「そのお言葉を胸に毎日心を込めて舞台に立ちました」と語った。
公演は京都南座で7月13~21日に「レビュー in Kyoto」、新橋演舞場で8月7~11日に「レビュー 夏のおどり」と続く。



