26日に北京五輪の聖火リレーが行われる長野市で、聖火ランナーに選ばれていたNHKの青山祐子アナウンサー(35)が、同僚の一橋忠之アナウンサー(31)に交代したことが16日、分かった。

 聖火リレーは、チベット問題をめぐり世界各地で混乱したが、NHKは「一連の騒動とは関係なく、青山アナが新年度から『ニュースウオッチ9』のスポーツキャスターからメーンキャスターに転身した番組体制変更によるもの」と説明している。

 青山アナは、長野の聖火ランナー80人のうち、国際オリンピック委員会(IOC)枠で選出され、自らも番組で「私も走ります」と話していた。

 一橋アナは「土曜スポーツタイム」のキャスターを担当しており、26日夜の同番組でランナーとしての感想を話すという。