東京地検は28日、自宅マンションで微量の覚せい剤を所持していたとして、覚せい剤取締法違反(所持)の罪で女優酒井法子(本名高相法子)容疑者(38)を起訴した。酒井被告は覚せい剤を使用した疑いで追送検されており、地検は捜査を継続、9月中に追起訴する方針。

 起訴状によると、東京都港区の自宅マンションで3日、覚せい剤0・008グラムを所持していた、としている。

 捜査関係者によると、酒井被告は「使った後の残りだが、また使うために持っていた」と供述している。

 常用者が1回で使う平均量(約0・03グラム)、耳かき1杯分に満たなかったが、見つかった覚せい剤がアルミ箔(はく)で丁寧に包まれていたことなどから、地検は酒井被告が自ら使用するため所持していたとみている。

 [2009年8月28日16時0分]ソーシャルブックマーク