TBS系ドラマ「特上カバチ!!」で、行政書士が示談交渉をするなど弁護士違反(非弁活動)を助長する内容があったとして、大阪弁護士会が先月30日付で制作したTBSに抗議文書を送付し、DVD販売や再放送の自粛を要望していたことが9日、分かった。大阪弁護士会は「あくまで書面作成のみ行う行政書士が、示談交渉をするなど行政書士に許された業務内容を明らかに超えた法律相談シーンが頻繁にあった」と指摘。TBS広報部は「個別の抗議やそれに基づく対応についてはコメントできない」とした上で「せりふや設定、また番組ホームページでも行政書士や弁護士の仕事の区分は十分説明しており、誤解を招く内容ではない。あくまでドラマ(フィクション)であることを理解してほしい」と説明した。

 [2010年4月9日21時33分]ソーシャルブックマーク