芸能プロダクション人力舎社長で、11日にくも膜下出血で亡くなった故玉川善治氏(享年63)の通夜が13日夜、東京・中野区の宝仙寺で営まれた。この日は住田隆(44)、ふせえり(47)、お笑いコンビ・オアシズの大久保佳代子(39)ら同プロ所属タレントのほか、かつて所属したコントユニット・シティーボーイズの大竹まこと(61)、きたろう(61)、斉木しげる(60)やヒロミ(45)ら600人が参列した。また終了間際には、爆笑問題の2人も弔問に駆けつけた。

 通夜が終わっても、同社長をしのぶ現役、OB問わず弟子たちが会場から離れなかった。人力舍OBの俳優竹中直人(54)は「寂しいですね。いずれにしろ、僕の心の中にずっといた人だから。最後にお会いしたのは、ずいぶん前。生きていて当たり前だと思っていたから」と言葉を詰まらせた。そして通夜終了から1時間が過ぎた午後8時すぎになって、ドランクドラゴンの塚地武雅(38)ら、弟子たちがようやく会場を後にした。

 [2010年6月13日22時22分]ソーシャルブックマーク