在京民放キー局5社の2010年4~6月期連結決算が5日、出そろった。景気の回復傾向を受けて企業の広告出稿が持ち直したことから、TBSホールディングスを除く4社の売上高が前年同期に比べ増加した。

 純利益はフジ・メディア・ホールディングスが約2・3倍の55億円と堅調で、日本テレビも89・7%増の73億円を計上した。テレビ朝日も14億円と7・6%伸びた。テレビ東京は番組制作費の増加が響き、92・3%減と大幅減益となった。

 一方、TBSは視聴率や映画事業の苦戦で純損益が25億円の赤字に転落した。

 [2010年8月5日22時1分]ソーシャルブックマーク