米音楽界最高の栄誉とされる第53回グラミー賞が13日(日本時間14日)、ロサンゼルスで発表され、日本の人気ロックバンド、B’zのギタリスト松本孝弘が最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバム賞を受賞した。

 ラジオDJ矢口清治のコメント。

 「ポップス部門での受賞は快挙といえる。こんな日が来るなんて。実績も知名度もあるラリー・カールトンとの共作の意味合いも強いが、松本さんの創造性や日本人的感性が評価に結び付いたのだろう。従来のグラミー賞では、日本人はエスニックの感覚でとらえられてきたが、ポップスのフィールドでも評価されることが示された。日本人アーティストの可能性が広がるのではないか」。