23日に79歳で死去した米女優エリザベス・テイラーさんが、生前に故ジェームズ・ディーンに関するある秘密を、ジャーナリストに明かしていたことがわかった。2人は1956年公開の映画「ジャイアンツ」で共演したが、ディーンは公開前年の55年に24歳の若さで事故死した。ジャーナリストのケビン・セスムズ氏がUSウィークリー誌に明かしたところによると、テイラーさんは97年のインタビューの最中、「これから私が明かすことは、私が死ぬまで秘密にしておいてね」と前置きした上で、「ジミー(ディーンの愛称)が11歳の時、お母さんが亡くなり、ある牧師に虐待を受けるようになったの。そのことが彼を一生怖がらせていた。事実、その通りだったの。”ジャイアンツ”の撮影中は、一晩中語り明かしたものよ。彼はその時、私に告白したの」と明かしたという。

 セスムズ氏は、「リズは、自らの人生やハリウッドの俳優仲間たちの人生を振り返った回顧録を出版することもないまま亡くなった」と語った。