テレビ朝日系「パネルクイズ

 アタック25」の司会でおなじみの俳優児玉清(本名・北川清)さんが16日午後0時28分に胃がんのため死去していたことが17日、明らかになった。77歳だった。所属事務所によると、今年2月下旬に体調不良を訴え、都内の病院で検査したところ胃がんが発見され、3月下旬から入院して治療に努めていた。がんは肝臓に転移し、先週末から容体が急変したという。

 児玉さんは今年3月31日、肝機能障害を患っていることを公表し、大阪市内で予定されていた「アタック25」の収録などすべての仕事を休止した。5月中の復帰を目指していた。同番組は朝日放送の浦川泰幸アナウンサー(39)が代役を務めていた。

 児玉さんは、学習院大卒後、東宝第13期ニューフェースに合格し、58年に「隠し砦の三悪人」で俳優デビュー。67年にフリーとなり、水前寺清子の「ありがとう」シリーズ(TBS)で一躍人気者となった。01年、フジテレビ「HERO」で主演木村拓哉の上司役を務めた。

 通夜は、20日午後6時から、東京都文京区大塚5の40の1、護国寺桂昌殿で、告別式は、21日午前11時30分から同所で営まれる。喪主は妻北川好子(きたがわ・よしこ)さん。