レッドソックス松坂大輔投手(30)の妻でフリーアナウンサーの柴田倫世夫人(36)が28日、都内で行われた子ども向けディズニーチャンネルのトークイベントに出席した。倫世夫人は、右ひじの手術を終えたばかりの松坂について「まだ180度右腕を伸ばせない状況ですが、リハビリも順調で暑いフロリダで頑張っています」と近況を伝えた。

 今月10日、米ロサンゼルスで右ひじの靱帯(じんたい)を修復するトミー・ジョン手術を受けた際には、倫世夫人も病院に付き添った。夫人は「傷口は20センチぐらいありました。(患部を)開いたときはすでに腱(けん)がなかったようで、その状態で投げていたというのは彼らしいなと思いました」と明かした。

 松坂のメジャー復帰は早くても1年かかるが、現在の夫の心境を代弁。「(またマウンドに戻るという)目標がハッキリしているので今は手術前より元気になっています。(手術という難関を)1つクリアして、焦らずにリハビリを続けていくという前向きな気持ちになっています」と話した。

 倫世夫人は、CS放送のディズニーチャンネルで8月12日スタートの「ディズニー・ポエム・タイム」でナレーションを務める。3児の母でもあり「久しぶりにマイクの前でお仕事をして緊張しましたが、自分の子どもに読み聞かせる感じで取り組みました」と振り返った。倫世夫人は今回、この仕事のために自宅のあるボストンから来日。今後は、松坂がリハビリのため滞在するフロリダ州フォートマイヤーズにも足を運ぶ予定だ。