広島市で31日開かれた日本母親大会で、原爆詩を朗読した女優の吉永小百合(66)が「地震の多い日本では原子力発電所をなくしてほしい」と語った。

 吉永小百合は朗読に先立ち「原子力の平和利用という言葉がよく使われていて、私自身あいまいに受け止めていた」と厳しい表情で話した。

 原爆詩の朗読は、ライフワークとして1986年から続けている。30日から広島市で開かれた日本母親大会の特別企画として招かれ詩を朗読した。