米人気女性歌手レディー・ガガのヒット曲「ジューダス」について、シカゴ在住の歌手が3日、自分の曲に酷似しており盗作だとして、ガガや所属する音楽会社を相手に損害賠償を求める訴えをイリノイ州の連邦地裁に起こした。ロイター通信などが5日、伝えた。

 訴訟を起こした歌手はレベッカ・フランチェスカッティ。訴えによると、2005年に自分の曲の録音に参加したミュージシャンが、その後ガガのアルバム「ボーン・ディス・ウェイ」の制作に関わったという。同アルバムは今年5月に発売され、ジューダスも収録されている。

 ガガは6月には、東日本大震災の被災者支援のために販売したリストバンドの収益を着服したとして、損害賠償を求める訴えを起こされた。