NHK大河ドラマの「龍馬伝」と「武蔵

 MUSASHI」の題字が自身の作品の構図と酷似し、著作権を侵害しているとして、京都市の商業書道作家の男性(64)が22日、NHKに1100万円の損害賠償などを求め、京都地裁に提訴した。訴状によると、龍馬伝と武蔵の題字はいずれも左上から右下へ斜め方向に漢字が並び、横書きのローマ字と組み合わせている。こうした文字配置は、男性が過去に手掛けた2作品と同じで、NHKの題字は自身の作品に依拠して作成されたものだとしている。NHK広報局は「訴状が届いていないので、コメントを控えさせていただく」としている。(共同)