俳優岩城滉一(61)が15日、意欲的で輝く50歳以上のプラチナ世代に贈られる「プラチナアワード2011」の初代大賞に選出され、都内で行われた授賞式に結城アンナ夫人(56)とともに出席した。

 夫婦そろっての登場は、今年2月に日本テレビ「メレンゲの気持ち」に出演以来。表彰など晴れの舞台は初めてだという。「みんなの後押し、女房の理解とケアでここまで来ました」と、今月17日に結婚40周年を迎える夫人に感謝。「こんな風に年を取りたい、と思ってもらえるようになりたい」と喜び語った。

 アンナ夫人によると「バイクに乗って帰って来ると見違えって元気になる」と、趣味のツーリングが活力の元。音楽活動、2輪レース参戦など趣味の域を超えて活躍。岩城は「やれる時に、やれることをやろう」が信条。8年前の父親の死、現在も母親2人の介護に追われる毎日で痛感したという。「ありのまま生きて、死ぬまで元気でいたい」と強調した。「会社を辞めたら女房に離婚される。そんなダサイ男にならないように」と同世代にエールも送った。

 同賞はプラチナ世代に夢と希望と共感を与える著名人に贈られる。2輪の元世界的レーサーで、事故で下半身不随になった後も自動車レースに挑戦し続ける青木拓磨(37)に特別賞が贈られた。