国営中国中央テレビが1月22日の春節(旧正月)に放送した人気番組「春節聯歓晩会(しゅんせつれんかんばんかい)」で、日本のお笑いコンビ、アンジャッシュのコントの盗作疑惑が浮上したことについて、原作者が「偶然の一致」と反論した。四川省の地元紙「成都商報」が31日付で報じた。コント「面接試験」原作の姜力琳氏は、この作品がオリジナルだと主張。「日本のコントと似ていると言われるが、偶然の一致。協力者と一緒に昨春に作って、けいこの度に修正している」と話した。

 この番組は日本の紅白歌合戦に相当し、中国全土で毎年7億人が視聴するといわれる。面接をテーマにしたコントがアンジャッシュの作品と酷似しているとして、インターネット上で盗作疑惑が広がっていた。