俳優高嶋政伸(46)と妻でモデルの美元(みをん=33)の離婚裁判の判決が9日、東京家庭裁判所で言い渡され、2人の離婚を認める判決が下された。2人は出廷しなかった。

 小林愛子裁判官は「婚姻を継続し難い重大な事情があると認められ、婚姻関係は破綻していると言わざるを得ない」と認定。その責任がもっぱら高嶋側にあるとは言えない、と指摘した。

 訴状によると、2人は2007年10月に知り合い、翌年9月に結婚。子どもはいない。10年8月に別居したという。高嶋は、美元が仕事に理解を示さなかったことや、金銭感覚の違いが理由と主張していた。

 高嶋は別居後、東京家裁に離婚調停を申し立てたが、美元が応じず、調停は不成立となっていた。