毎週木曜日は、各局人気アナウンサーが対談する「アナトークバトル」です。今月はテレビ朝日の大木優紀アナ(26)と前田有紀アナ(26)が4週連続で登場します。バラエティー「くりぃむナントカ」のレギュラーの座をかけ、互いの欠点の暴露合戦で、約10%の平均視聴率を2・5ポイントも押し上げました。この同期コンビが仕事の話から理想の結婚まで、赤裸々に明かしてくれました。

 大木アナ

 「おまえの家の風呂場、蚊がいたんだよ」。前田アナ「自分から後輩を食事に誘っておいて、割り勘にしてんじゃない」。

 −−そこまで言うかと、周りが心配するほど2人のトークバトルは激しい。事前の了解や台本はあるの

 大木アナ

 何もないよね。事前に前田の家に行ってネタを仕入れたり。取材ですよ、取材。

 前田アナ

 大木はすごいんです。突然、今から行っていいって電話してきて、すでに最寄り駅に来てるんです。計算するタイプ。

 大木

 見られたくない物を隠されたくないし。でも、前田もうちの冷蔵庫を勝手に開けたじゃない。

 −−そこまで言わなくてもと思うことは

 前田

 大木の家に行ったら何か黒い物があって、よく見たらクマの縫いぐるみだったんです。

 大木

 「その汚いのは何」と言われたんです。私は幼い時から宝物にしている人形で傷つきました。

 前田

 私は、クビの毛が濃くて、それが昔から嫌で、結構、そったりしてたんです。それを言われてすっごいショック。

 大木

 スタッフに聞き込みに行ったら「だったら大木、いいのがある。前田はクビの毛を気にしている」と言われたので。

 前田

 後でメークさんから「クビの毛、気にならないよ」と慰められました。慰められると余計に嫌になるんだよー。

 −−限度を超える話で仲が悪くなることは

 大木

 何でそんなことを知っているのと、言うことはあっても、戦いが終わった後、選手が握手するようにさわやか。

 前田

 リングの外では普段の大木ですから。

 −−

 家族はどう見ている

 大木

 80歳になる私のおばあちゃんが、リング上のジャージー姿の私を不思議そうに見ていたそうです。アナウンサーのはずなのにと。

 前田

 うちの家族はみんな天然系で、私の仕事に無関心。大木とのバトルを見た母は「髪形がいまひとつだったね」と一言だけ。

 −−番組で暴露していない取って置きネタは

 大木

 そうですね、前田はバスタオルを○日連続で使っているんです。

 前田

 きれいな体をふいているからいいと思って。でも、最近は、ちゃんと交換してます。

 大木アナもさすがに、日数は明かせないという。次週は恋の話で盛り上げてくれる。【2007年11月8日付東京本社版、「アナトークバトル」より】

 [2013年2月22日18時15分]日刊スポーツのオススメ