今年、共に10年目を迎えたBerryz工房と人気アニメ「プリキュア」が3日、“緊急合体”した。

 パシフィコ横浜で行われた「ハロープロジェクト

 春の大感謝祭

 ひな祭りフェスティバル2013」で、Berryz工房の新曲「アジアン

 セレブレイション」(13日発売)が、アニメ映画「プリキュアオールスターズ

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 こころのともだち」(小川孝治監督、16日公開)の応援歌に決まった。

 同グループは、05年の映画「ふたりはプリキュア

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 Heart2」のエンディング主題歌「ギャグ100回分愛してください」も担当しており、縁があった。

 メジャーデビュー日だったこの日、歴代のプリキュア全32体の着ぐるみが、祝福に駆けつけた。初代キュアブラック(声・本名陽子)から「『アジアン

 セレブレイション』を、私たち全員が参加する『プリキュアオールスターズ

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 こころのともだち』の応援歌としてプレゼントしてもらえないかな」と打診があった。キャプテン清水佐紀(21)は「ずっとお友だちなので喜んでプレゼントですよね」と快諾。観客6000人で埋まった会場は大歓声に包まれた。そして「ギャグ100回分愛してください」をBerryz工房の7人とプリキュア32人合わせて39人で踊った。

 Berryz工房のメンバーは、プリキュアが会場を後にすると、9年間の思いを語った。菅谷梨沙子(18)は「あっという間の9年でした。私は当時小学2年で、一番歌と踊りを覚えるのが遅く、迷惑をかけてもみんなは嫌な顔一つせず付き合ってくれた。これからも、このメンバーで頑張っていけたらと思う」と言って泣きだした。これに他のメンバーも、もらい泣きしていた。

 この日は「ハロープロジェクト」のメンバー全45人が出演した。

 [2013年3月3日17時17分]日刊スポーツのオススメ