洗脳騒動で休養し、2年ぶりにテレビ復帰したオセロの中島知子(41)について、所属事務所の先輩で落語家の笑福亭鶴瓶(61)が31日、大阪市内で言及した。中島とは連絡をとっておらず、相方の松嶋尚美(41)との解散問題へも波及している現状について「意味が分からない」と困惑を隠さなかった。

 この日、大阪市住吉区にある師匠の故6代目笑福亭松鶴さんの自宅を改装したホール「無学」で「無学の会」を開催。終演後、取材に応じ、中島と連絡はとっておらず、松嶋からの相談も「ない」と明かした。

 鶴瓶はこれまで2人とはオセロとしても多くの番組や公演で共演し、自身主催の会には、松嶋、中島を個別にゲストに呼ぶなどしてきた。中島が女優転身を目指して悩み始めた04年ごろにも、自身の会に中島を呼んでおり、鶴瓶は「ずっとライブとかやって(呼んで)たけどなあ…」。

 また、中島が所属事務所に退社を申し入れ、オセロとしてのコンビ解消の意向であることには、「本人らが決めることやけど、まあ(コンビは)中途半端にやめるとか言うようなもんじゃないと思う」と再考を促した。

 観覧者によると、鶴瓶はこの日の会の中でも、テレビ復帰した中島について触れ、洗脳問題以前に、女優樹木希林が中島の両親に会いに行ったことを挙げながら、「(テレビより)まず、樹木希林さんに謝りに行かな」と指摘していた。