OSK(日本歌劇団)の創立90周年記念公演「レビュー春のおどり~桜咲く国」(8日まで)が5日、東京・日生劇場で開幕した。

 宝塚歌劇団、SKDとともに3大少女歌劇の1つで笠置シヅ子さん、京マチ子らを輩出。大劇場の東京公演は73年ぶりで和・洋のレビューを展開。高速ラインダンスやテーマ曲「桜咲く国」に乗って桜パラソルを回すフィナーレなどで沸かせた。存続危機もあっただけにトップスター桜花昇ぼるは「ようやく日生劇場にたどりつけた。『レット・ミー・トライ・アゲイン』を歌う時、自分たちもぐっと来ます」。