7日に放送されたNHK大河ドラマ「八重の桜」第14話の視聴率が、これまでで最低となる11・7%(関東地区)だったことがビデオリサーチの調べで明らかになった。

 「八重の桜」は初回21・4%でスタートしたが、2話で18・8%に下げ、10話以降は全て15%を下回っていた。これまでの最低は、WBC日本対オランダ戦の放送(視聴率34・4%)と重なった3月10日の12・6%だったが、今回はこれを更新した。

 14話では、八重(綾瀬はるか)と川崎尚之助(長谷川博己)の婚礼などが描かれた。同時間帯では、日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!SP」が13・8%、テレビ東京「モヤモヤさまぁ~ず2SP」が12・8%などだった。

 大河史上最低の視聴率を記録して話題になった前作「平清盛」も13話で11%台となり、浮上できないまま1ケタ台を低迷した。「八重の桜」も同じような動きを見せており、巻き返しが期待される。